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2025/09/12 05:06 ~ なし

世界経済新秩序

世界経済新秩序

国連がSDGsを唱えて間もないですが、いったいどのような社会なのか。単純に『持続可能な社会』です。つまり、地球の未来を考え現在を生きる。過去に人類は『産業革命』により地球の自然を破壊してきました。ものの豊かさを追求し大切な心をなおざりにしてしまったのです。しかし、太平洋戦争で日本の広島と長崎に原爆を落としもうこれ以上は地球の破壊になるのでやめなければと考え1945年8月15日に終戦した訳です。頭のいい人ならば『そこまで世界が向かわなければ人類は反省しなかったのか。』と嘆くと思います。しかし、やっと気付いた人類は自然を大切にしようと考えたのですが日本では『高度経済成長』という更に世界の終わりに拍車をかけて物の豊かさを求め心の豊かさを置き去りにしました。私は1969年生まれですから丁度日本が豊かな時代に育ち何の不自由もなく子供時代を過ごしました。ところが、私は世の中が何かおかしいと思っていたのです。どこか虚しさを感じ、これはカタチだけで中身が伴わない虚しさだと考えたのです。そこで、人間は目に見える世界を理解するのは容易いが目に見えない世界は頭で理解できないので問題解決のためにまず理解できるところから手を付けたのかもしれない、と考えたのです。誰しもが自我に目覚めた頃になぜ私は生きているのか。私の生きる意味は。と考えるでしょう。
私の考えを申しますと人は誰かのことを思い行動する生き物、つまり、利他の心を持っています。生まれてすぐは自分自身のために生きていますね。お母さんにお世話になりお父さんにお世話になり自分のこと以外はなかなかできません。でも、大人になるにつれて自分のことも人のことも考え行動する能力が身につきます。社会に出て生活し始めると自分で家事をしなければならないし仕事もしなければならない。それが、長く続くとだんだん心身が疲労してきます。近年、増加したのは『癒やし』です。傷ついた心と体を大切に健康を重視する産業が増えました。そして、人と人のコミュニケーションのために通信が『産業革命』の頃に生まれましたがインターネットからのバーチャルリアリティが生まれました。そして、2045年にはAIは人間の知能を超えると言われています。この時代の転換期に本当に私たちは急速に加速する時代の流れの中でたいへんです。
タイトルの『世界経済新秩序』ですが、私のイメージとしては『人が人を助ける経済』です。つまり、自分自身の幸福を考えるのではなく私のことは後まわしにしてまわりの人たちが幸福になることを思い行動する経済です。それは、『契約社会』ではなく『信頼社会』、『株主資本主義』ではなく『公益資本主義』。決して共産主義経済のことではありません。
日本の古来の『縄文文明』を思い出しこの大自然との融和を図りつまりはSDGs(持続可能な社会)を実現するということです。

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